〇商品説明永楽家16代即全作のお茶碗です。水仙は中国の古典から取られた名前で、水辺に住まう仙人のことを指した言葉であり、日本では雪の中に咲くことが多いので、雪中花とも呼ばれています。このお茶碗に描かれているのは日本水仙と思われ、この花は12月の終わりから１月頃に蕾をつけ、２月頃に花を咲かせます。清楚な白い花が冬の寒さの中をじっと耐え、花を咲かせる様はとても愛らしいものです。また、器自体の造形もすばらしく、縦に削ぐようなヘラ使いは全体に緊張感を与え、冬の厳しさを表現するような仕上がりとなっています。状態は非常に良く、シミ・汚れもなく未使用にちかいです。無傷完品で共箱と白布、二重箱(木地)が付属しています。白布にはシミがありましたので、当方で別に黄布をおつけいたしました。また、薄葉紙と箱かぶせ紙もつけております。「永楽善五郎 即全」父は十五代永楽正全。三千家の職方として務めを果たすとともに、千家十職による活動も行う。1917年　京都に生まれる。1935年　十六代永楽善五郎を襲名。1937年　大磯の三井家城山荘内に城山窯を築く。1943年　工芸技術保存資格者に認定される。1960年　楽覚入らと共に、京都伝統陶芸協会を結成。会長に推挙される。1990年　勲五等瑞宝章受章。〇商品状態状態：無傷完品。汚れもなくきれいな状態です。刻銘：高台脇に「永楽」の丸印あり。また共箱に箱書きと印あり。縦幅：約10.7cm横幅：約10.7cm高さ：約8.5cm付属品：共箱・白布・黄布・薄葉紙・保存用かぶせ紙・二重箱(木地)〇発送薄葉紙と黄布で本体を包み、共箱に収めます。箱には緩衝材を敷いています。エアーパックで二重に全体を包み、ダンボールに入れて発送いたします。ダンボール内では緩衝材として丸めた新聞紙を使用しております。