LOOK ルックのカーボンフレームKG156です。1992年に組み上げてヒルクライム中心に5年ほど（年間約2000㎞）乗った後、室内保管してました。当時はフォークまでカーボンのフレームは珍しく、現実的な価格ではほぼLOOKの一択でした。訳ありの個所はリアエンドで、写真8にあるようにアルミのエンドが破壊されてます。これは乗り出してすぐにチェーントラブルでディレーラーを引っ掛けて破壊してしまいました。普通ならこれで涙を流して廃棄ですが、高価なモノなので何とか再生しようと知恵を絞り、写真9のフック状のアダプタが市販されていたので、これをクイックで挟み込むことで復活しました。（写真3が挟み込んだ状態です）ただしそのままだとアダプタの厚み分、ディレーラーが外に位置することになるので、これを戻すべく、写真10にあるようにアダプタと同じ厚みの板をプーリーのところに貼ってます。（プーリー横の黒い部分）これにより通常走行では問題もなく、ノートラブルでした。コンポはアルテグラですが、STIはリアのシフトアップがクリックしません。基本的にコンポはおまけで使用するにしてもメンテが必要です。ハンドルはmodoroのX-ERAS、ホイールはマビックGP4です。古い製品ですが、カーボンパイプによるホリゾンタルフレームは今では手に入らないクラシック感にあふれた佇まいがあります。興味を持っていただければ幸いです。以上、よろしくご検討お願いします。